わんちゃんの飼い主のみなさま、無駄吠えに悩んではいませんか?
飼い主さんのわんちゃんを飼っていて困っている事ランキングに、無駄吠えが上位に入ってきます。
無駄吠えが原因でご近所との騒音トラブルや飼い主さんが睡眠不足になってしまうことがあります。
無駄吠えを直し犬も飼い主さんも快適に暮らせるようにしていきましょう。
無駄吠えの原因
何故、犬は無駄吠えているんでしょうか?
飼い主に欲求を満たしてほしい(要求吠え)
犬は自分の欲求を満たしてほしい時、『ごはんがほしい』『ゲージから出してほしい』『抱っこしてほしい』『散歩に行きたい』などを理由にそれを知らようとして吠えることがあります。
このような欲求吠えは、飼い主さんがその吠えに対して応えてしまうことにあります。
要求に応えると静かになりますが、犬は「吠えたらと要求を満たしくれる」と学習します。
要求吠えを直すには、無視をすることです。
上に書いた理由で吠えているとしたら、
- ごはんの時に吠えていたらやめるまで与えない
- 静かになるまでゲージから出さない
- 静かになるまで抱っこしない、構わない
- 散歩の準備をしている時に吠えていたら準備するのをやめる
です。
繰り返し行うことで犬は要求吠えをしても意味がないと理解していきます。
無駄吠えをやめるまでの期間や、無視をする方法で無駄吠えをやめない時があります。
その場合は、他にことに気を逸らさせる必要があります。
例えば、犬のお菓子入れたおもちゃ【知育玩具】を一緒にゲージに入れてあげると、おもちゃに夢中になります。
警戒・恐怖による吠え(警戒吠え)
犬は何かに警戒して吠える時があります。
『玄関のチャイムの音』『散歩中に他の人や犬とすれ違った時』『家の外の音に吠える』などの理由があります。
子犬のころからしっかりと社会化のトレーニング【子犬のしつけ】を行い、いろいろなものと触れ合うことで社会に慣れていきます。
成犬から飼い始めたけど治るのか?
個体差はありますが、成犬からの飼い始めた場合でも警戒心や恐怖心を取り除くことで、改善していきます。
警戒吠えをしている時に、犬が喜ぶことをしてあげることです。
チャイムや外で物音がして警戒吠えをしている時におやつを与えたり、おもちゃで遊んであげることで犬の警戒心や恐怖心を解き嬉しいという気持ちに変えてあげましょう。
病気が原因
ケガや病気(分離不安)などが原因によって吠えることがあります。
ケガや病気が原因と考えられる場合は、すぐに獣医師に相談してください。
最後に
個体差があるのでトレーニング期間は一概には言えませんが、犬は何歳からでもしつけができます。
吠えている原因を突き止め、適切な方法で対処することで改善していきます。
どうしても無駄吠えが直らない場合は、ドッグトレーナーなどに相談してください。